ドイツ在住30年のSonnenscheinさんにドイツの治安や食べ物事情について聞いてみました。
>>Sonnenscheinさんについて
ドイツの治安について
- ドイツの治安はいかがでしょうか?
- 空き巣事件が多発しています。知り合いでも被害にあった人が何人かいますが、ヨーロッパの他の国に比較すると治安はいい方です。
- ドイツで危険な目にあったことはありますか?
- 特にありません。
- 反日体験はされたことはありますか?
- ありません。
- ドイツの人々は親日的ですか?
- 私の知る限りではとても親日的です。
- ドイツでやってはいけないことは?
- 法律に違反すること以外では、特に思い浮かびません。
ドイツの食べ物事情について
- ドイツの料理・食べ物事情はどんなかんじですか?
- 昔ながらの食べ物で日本人の口に合うものも結構あります。レストランなどで食事をすると日本人には塩辛すぎたり酸っぱすぎるものが多いです。お肉屋さんはどこにでもありますが、新鮮な魚を扱う店は少ないです。イタリア料理、トルコのケバップ、中華レストランなど好まれています。数年前から商品にBIOと表示されたものがスーパーなどに出始めましたが、これは有機、無農薬の意味で、BIOのものだけを扱うBIOスーパーマーケットも増えています。そしてなぜかBIOスーパーには日本食のコーナーがあり、味噌、醤油、うどん、そば、ごま塩、梅干しなどおいてあります。日本食は体にいいと思われていてブームになっています。
- オススメのドイツの料理を教えてください
- サワークラウト、ソーセージ、マウルタッシェ等々。
- ドイツで流行ってるものはなんですか?
- 日本に関連したものでは漫画、アニメ、Jポップ、空手、合気道、柔道、柔術などですね。私が住む小さな村にも柔術クラブがあるほどです。下の写真はヴィースバーデンで今年夏に開かれた漫画アニメファンのコンベンション会場受付です。
- 食べ物などでお腹を壊しましたか?
- 特に記憶にありません。
- ドイツのオススメスポットを教えてください
- 古城、特にハイデルベルク城はおすすめです。あとボーデン湖のメアズブルク、大学のまちテュービンゲンなど古い町並みが素敵です。また旅行ガイドに載っていない田舎の小さな村が私は好きです。写真はバード.ヴィンプフェンという小さな街で中世からの木組みの建物が立ち並んでいます。
- ドイツの独特な文化はありますか?
- だれがが握手しているその上を交叉するように別の人と握手することはよくないとされています。また女性と男性がいたらまず女性と握手するのがこちらの礼儀です。部屋に入るとき男性がドアを開けて女性がまず部屋に入る、などレディーファーストが尊重されています。
- ドイツのクリスマス、お正月などメジャーなイベントはどんなかんじですか?また、日本にはないがこんなイベントがあるなどはありますか?
- クリスマスの4週間前ぐらいから町は本格的にクリスマスムードになります。クリスマスマーケットが立ち並び、イルミネーションが輝き街は買い物客でにぎわい、この時期にクリスマスコンサート、バザーなどの毎週末いろんなところで催されます。12月6日にはニコラウス(サンタクロース?)がやってきて子供たちにプレゼントをすることになっています。クリスマスイブにもサンタクロースがやってきますが、Weihnachtsmann(ヴァイナハツマン)とかクリストキンドと呼ばれています。何故サンタさんが二度別名でくるのか、歴史的背景はわかりませんが…。そしていざクリスマスイブになると町は静まり返り、家族でクリスマスツリーを囲み祝ったり、教会の礼拝に行く人も少なくありません。クリスマスイブのお昼から26日までお店はほとんど締まり町はとっても静かになります。
以上!
ドイツに約30年間在住のSonnenscheinさんへの治安や・食べ物事情に関するインタビューでした。
追加でのインタビューも検討しています。
もし、ドイツについて聞いてみたいことがあれば、コメント欄に書き込んでいただくか、お問い合わせからメッセージをください。
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