海外移住者に聞いてみた

グアテマラへの移住、結婚について

グアテマラに移住を検討されている女性の方から質問がきました。
その内容は主に、

  • 日本人に仕事はあるのか?
  • グアテマラ人との結婚について
  • グアテマラの労働環境と賃金について
  • グアテマラの治安について

これらのことを踏まえてグアテマラ移住歴10年のりんどうさんに聞いてみました。
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グアテマラに日本人の仕事はある?

グアテマラの北部にある田舎の風景です
私の知る限り、グアテマラに住んでいる日本人はホテルやペンション、スペイン語学校、レストラン、食堂、バー、旅行会社などを経営されている方がいらっしゃいます。ガイドの資格を取って観光ガイドや通訳、現地コーディネーターの仕事をしている方もいます。
グアテマラシティーにある日本大使館では、以前に現地職員を募集していたこともありました。
ただ、地元の人さえ定職に就くことは難しい状態なのがグアテマラです。
日本人となればさらに定職を見つけるのは難しいでしょう。

また、グアテマラでは日本のように簡単にアルバイトなどの仕事を見つけることはできません。
アルバイトという形態よりはフルタイム勤務がほとんどです。
さらに、結婚直後はビサの関係で仕事を探すのは難しいです。

それでもお金を稼ぎたい場合、在宅でインターネットを使って翻訳などの仕事を探したり、屋台や市場でフードを売る、一年に一回数ヶ月日本へ行ってアルバイトをし生活費を貯めてまた戻る、などの方法が手っ取り早いと思います。

グアテマラ人との結婚について

やはり、グアテマラは日本に比べて労働賃金も低く、治安も悪いです。
日本へ帰省する費用や、日本と同水準の生活レベルで暮らすだけの生活費を彼が払うことは難しいと思います。

またグアテマラ人は一般的に家族のつながりが非常に密接で強く、息子は結婚しても親と同居もしくは近隣に住んだり、生活費を負担したり、週末は一緒に食事したりなどします。

そうした習慣の違いや、生活レベルを落としてまでも彼と本当に結婚したいのか、自分自身が仕事をしてずっと自分の費用は自分でまかなう覚悟があるのか考えてみましょう。

あとで話が違った、彼が養ってくれない等、起こりうるので、しっかり分析されたほうが良いです。

さらに、結婚にあたって行う法的手続きもあります。
結婚してグアテマラに長期間滞在するのであれば配偶者ビサを申請しなければなりませんが、この手続きは非常に手間や時間、費用がかかります。手続きはすべて首都グアテマラシティーにあるイミグレーションに行かなければできません。

いくつかの必要書類はZONA10にある日本大使館を通して申請し、翻訳してもらう必要(もちろん有料です)もあるので、これだけで1,2ヶ月はかかります。弁護士を通してする方法もありますが半年から1年は余裕でかかります。

現在のところ、イミグレーションに払う配偶者ビサの金額は500USドルです。別途、交通費やDPIと呼ばれる身分証明書の発行手続き(外国籍は500Q、約7000円かかります)などの諸費用が掛かるわけですからこうした件についても、結婚前にどこまであなたが負担しなければいけないのか、彼が手続きに協力してくれるのかなどを聞いておくといいかもしれませんね。

グアテマラの労働環境と賃金について

都市と農村部ではかなりの隔たりがあります。地方や農村部では月収が1万円から3万円程度です。日給は25Q(約350円)から100Q(約1400円)程度です。グアテマラシティーなどでは平均月収は5万円前後、もしくは日本のサラリーマンと変わらない月収を稼いでいて、ボーナスや有休制度、医療保険などの待遇がしっかり整っている環境で勤務する人も多くいます。

こうした人たちは大抵、レシデンシアとよばれる警備員が常在しており、セキュリティーがしっかり整っている区画に家を構えています。子どもたちはコレッヒオと呼ばれる私立の学校に通わせており、バイリンガル教育を受けています。

国家資格のある人や政府関係の人、会社やクリニックを経営されている方はセレブリティな暮らしをされています。自家用ジェットやヘリを有している家庭もあります。

もし、グアテマラに惚れていて住み続けたいのであれば、こうしたきちんと定職のあるグアテマラ人を結婚相手に探す方が良いかもしれません。

グアテマラは年々生活水準が上がっており、それに伴って物価もかなり上昇しています。メキシコから訪れる人は、口々にグアテマラは物価が高いといいます。それでも地方ならまだ生活費をかなり抑えることができ、日本より安い金額で暮らすことができます。しかしその分、仕事も激減します。

グアテマラの治安について

都市部では犯罪はかなりひどく、世界殺人犯罪発生率国別ランキングでは10位です。ちなみに日本は210ヶ国中207位です。

街やバスの中では、スリ、ひったくりが日常茶判事です。ナルコと呼ばれる麻薬組織による犯罪も多く、バスやタクシーの運転手、店主、大家などからみかじめ料をゆすりとり、拒否すると家族や本人を誘拐したり、射殺したりします。都市部では夜間の一人歩き、日中でも一人だけでバスに乗ることはおすすめできません。

なかには、危険といわれる地域に行ったけど余裕だった、なんて豪語する人もいるかもしれませんが単に運が良かっただけだと思います。外で襲われなくても、留守にしていた家が空き巣に入られてタブレット類やパソコン機器、現金、アクセサリーなど貴重品をごっそり持っていかれた、などの話も聞きます。

ATMでお金をおろすときや銀行へ行くときも油断は禁物です。
クレジットカードを利用するときは過剰請求されていないかきちんと確認しましょう。

一方、地方ではまだのどかでゆったりと静かに暮らせる環境が残っています。そのため最近では、都市部から郊外へ引っ越して家をかまえるファミリーが多くみられます。それでも家の窓に鉄格子をはめたり、玄関のドアは二重で錠を閉める、犬を飼う、など対策を取る必要があります。

以上です。

りんどうさんへのグアテマラに関するインタビューでした。
追加でのインタビューも検討しています。
もし、グアテマラについて聞いてみたいことがあれば、コメント欄に書き込んでいただくか、お問い合わせからメッセージをください。

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